作業服で
動きやすい
車通勤で20分
自然がいっぱい
一人で黙々
会社の中には多くの仕事がありますが、その中で私は時計の部品を検査する仕事をしています。さまざまな種類の部品を不具合がないか目で確かめ、大きさを確認するため寸法を測っています。高校時代、陸上部のマネージャーをしていて「SEIKO」のストップウオッチを毎日使っていました。それで興味を持ち、工場見学に行ってみて、清潔さと和やかな雰囲気が気に入りました。
顕微鏡での検査。見落としが
ないよう集中力が必要です。
画像測定器を使った検査。高品質を
維持するため気を抜けません。
休憩時間は同僚とおしゃべりして
気分転換しています。
上司や同僚も気さくな方ばかりで、
相談しやすい職場です。
ピンセット、関数電卓などを使用します。
愛用時計はもちろんSEIKO!
社会人になると行動範囲が広がります。
海外旅行も楽しみます。
部品を扱っていて、完成品を見る機会はあまりないのですが、ホームページなどで自社のムーブメント(時計の動力部分)が紹介されているのを見ると、その中に自分が検査している部品が多くあり、嬉しくなります。「SEIKO」の時計として実際に世の中に出回っていると思うと誇らしさも感じます。実家から通え、友だちと頻繁に会えるのも魅力です。
時計部品の表面処理をするとき、部品を網に入れて蒸着機という装置に入れるのですが、その出し入れの際、部品を床にばらまいてしまったことがありました。「血の気が引く」とはまさにこのこと。自分では気持ちを引き締めて作業をしている“つもり”でした。この失敗を機に“つもり”ではない本当の責任感を持つようになりました。
高校は工業化学科で1年生のとき製図について学ぶ機会がありました。入社後、部品製造部化工課に配属されて2.5次元画像測定機を扱いました。その際、CADを使うため製図の知識を活かすことができ、業務に入りやすかったです。同学科では危険物取扱者乙種第4類取得が目標で取得のため頑張ったことも今に活きていると思います。
「考えるより行動」を常に意識しています。自分で考えても分からないことは、周りに聞くのは恥ずかしいという気持ちを捨てて積極的に聞くことが大切だと思います。分からないままでいるより、聞くことによって次は間違えないように行動したり、相手とのコミュニケーションにもつながったり理解を深め合うことができると思うからです。
今の職場に配属されて間もないころは、検査手順や不良項目などを細かくノートに書き込み、参考にしていました。でも今は、ほかの検査員に確認しなくても自分で判断できる部品が増えました。検査以外では、部品の画像測定器のプログラム作成を覚えることになり、任される仕事が増えるにつれ自分の成長を実感します。
年に何回かライブに行ったり、海外旅行に行ったりしています。5歳のころからモダンダンスを始めて10年程続けました。社会人になってからは母と一緒にヨガに通っています。仕事中は座ることが多いので、体を動かすことがいいリフレッシュになっています。地元で働いているので気心の知れた友だちと頻繁に会えるのがいいと思います。
インターンシップ、就職活動など、仕事に関わる相談に専門のキャリア・カウンセラーがお応えします。就活セミナー・イベントも随時開催。
働いていて困ったとき・悩んだとき、ビジネスマナーを再確認したいときなど、働きながらの仕事のご相談にお応えします。
(ジョブカフェいわて内)
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