盛岡ってふしぎ。先端技術で次の未来を生み出す人たちや、数百年前の
伝統工芸をつなぐ職人が共存していたり、新しいものも大歓迎だけれど、
譲れない文化もある。建物や街並みに、そして盛岡で働く人々にも、
そんな雰囲気を感じることがある。
新幹線で東京からは2時間半、仙台からも40分を切る盛岡。もはや出張も日帰りエリア。秋田や青森、北海道函館まで!実は仕事の拠点にするには便利な場所。そんな理由で大企業の拠点もたくさんあるのです!
転勤などで首都圏から盛岡に来て数年暮らした人が、盛岡が好きになって離れられなくなっちゃったというのは、盛岡あるあるの一つ。盛岡を好きになる理由は、市民の人柄、食べ物、街並みなどいろいろ。盛岡通であることは、社会人になったら武器になるね。
仕事終わりに映画鑑賞。休みの日には、ランニングや本屋めぐり、カフェでまったり過ごしたり。仕事もパワーアップできるってもんです。
コラボMIUのMは盛岡市、IUは岩手大学。「盛岡市産学官連携センター」は岩手大学の研究成果を民間企業に移転することやベンチャー企業の創業支援、研究開発型企業の誘致を目指す盛岡の知の拠点の一つです。
盛岡名物の伝統菓子から郷土玩具、竹やわらを使った日常生活用品、そして南部鉄器まで地域に根差した工房が集まる盛岡手づくり村。伝統製品の生産工場でもあり、体験や見学、視察、商品の購入もできる観光施設でもあります。
盛岡市の新都心、盛南地区(愛称ゆいとぴあ盛南)にある「盛岡市新事業創出支援センター」は、ものづくりを中心にした起業や中小企業の新事業などを支援する拠点です。交通アクセスがいいだけでなく、近くには県工業技術センターなど試験研究機関やいわて産業振興センターなど支援機関も立地しています。
盛岡市の新たな産業拠点として、医療・福祉機器の製造・研究を行うヘルステック分野や食料品製造業やソフトウェア業などの市の製造業をリードする産業の立地を目指しています。
盛岡卸センターは、隣接する矢巾町の流通センター(流通センター南)と連携し、盛岡市の物流拠点の一つとして機能しています。繊維・靴、建設資材・設備、食料品、機械・器具など多くの企業が集積しています。
企業の研究開発支援、企業が抱える技術的課題の解決、新事業の創出などを促進する、産学連携サポート施設です。複数の企業が入居し、企業同士の交流も活発です。
盛岡広域の高等学校
「盛岡テクノミュージアム」は、地元のものづくり企業をもっと知ってもらうためにスタートした新しい仕組み。企業で作られている製品や製造に関わる資料の展示を働いている方からの解説つきで見学できます。登録事業所は盛岡市のホームページで公開中。ぜひ、皆さんも足を運んでみませんか?
盛岡市の関係人口を考えるプロジェクト「盛岡という星で」がInstagramをメインとして始まっています。ぜひフォローしてみてください。盛岡を小さく丸いひとつの星に例えます。今までとは違う角度から盛岡を写し取り、見つめようとするものです。
盛岡にはみんなに自慢したい仕事がたくさんある。
ぜひ、実際に行って見て、だれかに伝えてほしい。
通学路で見かける気になる看板や建物。
しごとレンズで見てみると、意外と面白い!
羊毛をHome(家)でSpun(紡いだ)した手染め、手織りの毛織物。岩手県独特の織物で盛岡と花巻が主な生産地です。
紫根染は、植物の紫草(ムラサキ)の根から取れる染料を使って布を染める技法で、南部藩が重要産物として保護していました。技法は一時途絶えましたが、復活して今では着物から小物まで作られています。
南部鉄器のふるさとは二つ。水沢は鍋、釜など日用品の産地として発展。盛岡は鉄瓶(びん)や茶の湯釜を中心に約400年の伝統を守ってきました。鉄器は欧州など海外でも注目されています。
このほか地図上に記載のない工房:御釜屋、
七ツ森工房、FONTEデザイン・松坂、
鉄瓶工房髙橋 など
使い古した布を細く裂き、服などに再生する織物です。丈夫で暖かく独特の風合いが特徴です。盛岡には工房がたくさんありますが、幸呼来Japanの製品はアシックスのスニーカーに使われ「SAKIORI」は世界ブランドになりました。
江戸時代の初期、南部藩の武士の衣裳に使っていた型紙を復元して作った染物。型紙だけでなく、染める技術も独特で、藍(あい)色を基本にした模様のコントラストは現代にもマッチしています。
老舗といわれる歴史ある企業の多い盛岡。100年以上続く会社が60社以上も!ここでは300年続く企業をご紹介。社屋も文化財になっている企業もあるぐらい、見ごたえがあります。
江戸時代初期(1600年代)に創業したと伝えられる盛岡市内の企業のうち、盛岡商工会議所「会員企業創業記念表彰」対象企業(2018年1月時点)と東京商工リサーチ盛岡支店「岩手県老舗企業調査」(2017年時点)から抜粋
盛岡の“市”は全国でも有名で観光客も多く訪れます。特に神子田の朝市は常設でほぼ年中早朝に開かれています。盛岡の商売の熱さをダイレクトに感じる場所の一つです。
材木町のよ市
神子田の朝市
美味しいお米と水がある盛岡はお酒の産地です。南部杜氏の伝統を受け継ぐ日本酒だけでなく、ワインやクラフトビールの醸造所もあり、全国に誇れる逸品を製造しています。
あさ開
桜顔
酒造
赤武酒造
ベアレン
醸造所
五枚橋
ワイナリー
インターンシップ、就職活動など、仕事に関わる相談に専門のキャリア・カウンセラーがお応えします。就活セミナー・イベントも随時開催。
働いていて困ったとき・悩んだとき、ビジネスマナーを再確認したいときなど、働きながらの仕事のご相談にお応えします。
(ジョブカフェいわて内)
「いつか岩手に帰りたい」をサポートするよろず相談窓口です。進学や就職で県外に出られたみなさんに、岩手へのUターンに向けた情報をお届けしています。
(ふるさと回帰 支援センター内)
東京・有楽町にある、岩手へのUターンのための相談窓口です。岩手と全国をつなぐ拠点として、専門のコーディネーターとキャリア・カウンセラーがお手伝いします。
(いわて銀河プラザ内)
東京・銀座にある、岩手県内就職に向けた相談窓口です。職業アドバイザーによる 就職相談のほか、求人情報の提供(無料職業紹介)をおこなっています。