盛岡で生まれ育ち、北海道の大学に進学した長岡さん。高校時代、人のために働きたいと感じたことをきっかけに、大学からは福祉の道を選びました。そして地元・盛岡に戻り、卒業後から現在まで岩手和敬会に勤め、介護士、相談員等を経験後、現在は事務部長として働いています。25年で様々な部署や職種を経験したことが、自分の財産だと話します。介護経験もあることから、利用者さんとの関わりも大切にしています。

 

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Q.どのような仕事をしていますか?

事務部長として、施設長の補佐をはじめ、組織全体の管理や人事労務・財務、各関係機関との連絡調整等を主な業務としています。最近は、ストレスをかかえる職員から相談を受けることも少なくありません。働く職員が元気に業務をするために、良好な職場環境の保持や人材の育成に努めています。また、利用者さんの送迎や施設の行事にも積極的に参加しています。

 

Q.現在の会社に入社したきっかけを教えてください。

きっかけは高校の時でした。ふと人のために働きたいという考えが浮かび、大学では福祉の勉強をしました。他の福祉関係の施設にも見学、実習に行きましたが、岩手和敬会が自分に一番合うと感じ、生まれ育った大好きな地元で働きたいということで、岩手和敬会以外考えることができませんでした。大学新卒からこの仕事に勤めて約25年目、定年まで約10年。地元、地域の福祉のために働いていくことを考えています。

 

Q.実際に入社して感じていることを教えてください。

入社当時、介護士として働いていましたが、学校では学べない実際の現場の大変さを感じました。現場を離れ、事務員として働くようになると、利用者さんと直に関わることが少なくなりましたが、利用者さんに対する思いやり、利用者さんのために、という気持ちや、利用者さんの生活の場で自分が働かせていただいている、という気持ちは入社当時から変わりません。

 

Q.これまでで仕事で印象に残っていることを教えてください。

利用者さんから思いやりの言葉を頂くことや、利用者さん同士がお互いに思いやりをもっていることに人との関りを感じ、感動しました。また、岩手和敬会に就職してくる方を嬉しく思い、年を重ねるごとにやりがいや感謝を感じます。更に、今までのいろんな失敗を乗り越えることができたのは、自分にエールを送り続けてくれた先輩たちが支えてくれたからです。

 

Q.就活する学生へのアドバイスをお願いします。

岩手和敬会は、法人が設立された時からの歴史があるため、キャリアの長い大ベテランから若者まで幅広く就業しています。介護技術やメンタル面でも先輩から後輩へと受け継いでいます。働きやすく、長く勤めることが出来ます。思いやりややりがいをもって働くことは大事なことです。介護士として思いやりを持って働き、やりがいを感じたい方は、ぜひ岩手和敬会に。お待ちしております!

 

インタビュアー:八角 祐奈

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社会福祉法人岩手和敬会
〒020-0801 盛岡市浅岸3丁目23-50
URL http://www.wakeisou.or.jp/