盛岡市で生まれ、地元の高校を卒業後、県外の大学へ進学しました。大学卒業後は県外の調剤薬局で勤務後、出身地である盛岡に戻ってきて調剤薬局に勤務しました。その後、薬剤師としての今後の成長、盛岡で働き続けることを考えて、地域に根付いた会社であるライブリーに入社しました。

 

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Q.どのような仕事をしていますか?

薬剤師として調剤薬局で働いています。処方箋を受け付けて処方内容を確認し、お薬を用意したら、問題点や間違いがないかを再度確認します。その後、患者様の体調を確認しながら、お薬の説明をしてお渡しします。その他の業務としては、患者宅を訪問する在宅業務や、薬の発注・在庫管理なども行っています。また、認定実務実習指導薬剤師として薬学生の実務実習の受け入れや、学校薬剤師業務、地域住民へのお薬説明会、社内研修なども行っています。

 

Q.実際に入社して感じていることを教えてください。

ライブリーは、「街のかかりつけマイ薬局」を目指し、地域への貢献を心掛けている会社です。店舗数は北東北No. 1で、所属している社員数も多いため、色々な意見交換ができ、刺激を得ることができる会社だと感じています。また、休日をしっかり取りながら仕事に取り組むことができるので、子育てをしながらでも働きやすい環境です。普段からスタッフ同士で声を掛け合い、協力しながら働いている、明るい雰囲気の職場です。

 

Q.これまでの仕事で印象に残っていることを教えてください。

東日本大震災の時です。停電の状態が続き、薬を包む機械や電子天秤等が使えない中、当時の上司が指揮をとり、粉薬の代替薬の提案や薬を包む作業を手作業で行いました。停電解消後も工場の被災や物流障害により薬が思うように調達できない状態が続きました。限りある薬剤をなるべく多くの人にお渡しするため、近隣の医療機関や医薬品卸会社と連絡を取り、患者様にも状況を伝えながら業務に取り組みました。そのような日々を過ごす中で、薬の供給に対する責任の大きさと情報を共有することの大切さを改めて感じました。この経験は、現在の業務にも活かされていると感じますし、若手の社員にも伝えていくべき事だと考えています。

 

Q.これからの目標を教えてください。

自分が今まで教えてもらった事、経験して身につけたことを伝えていき、若い世代を育てていくことを目標としています。ライブリーの薬局は薬剤師だけではなく、医療事務や本社、本部スタッフで協力しながら作り上げ運営しているものです。薬剤師としての専門的知識のみではなく、「チームの一員としてどうあるべきか」ということも伝えていきたいと思います。そのためにも研鑽を重ね、自分自身が薬剤師として、社会人として、成長を続けていくことが重要だと考えています。

 

Q.盛岡のいいところを教えてください。

市内の中心部にはきれいな川が流れており、自然も豊かで、四季を感じられるところが盛岡のいいところだと思います。都会ではないのですが、自然を身近に感じながらゆっくり過ごすことが好きな方にとっては、とても魅力的な街だと思います。また、人が優しいところも魅力の一つだと思います。

 

インタビュアー:株式会社ライブリー  八重樫 真結

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株式会社ライブリー
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URL https://www.lively-pharma.jp/