盛岡生まれ、盛岡育ちの安保さん。子どものころからものづくりが好きで工業高校に進学。高校卒業後、建設用金属製品製造工場に就職し7年間勤務。その後ポンプ設備工事に興味を持ちオヤマダエンジニアリングに入社。現在は主に設備工事の現場管理を担当しています。

 

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Q.どのような仕事をしていますか?

ボイラー工事、ポンプ工事などの現場管理を行っています。具体的には担当する工事の原価管理、品質管理、安全管理、工程管理など工事全般の管理を行っています。現場は農業用ポンプ施設、学校、病院等の公共施設、民間工場などです。また、ボイラー溶接士の資格も持っているため、現場で使用する鋼材の溶接加工も行っています。

 

Q.実際に入社して感じていることを教えてください。

入社当時は右も左もわからない状態で、この職場は私に合っていないのではないかと思ったこともありました。しかし、今では工事が無事終わったあと達成感を感じるようになり、官庁工事では高い評価を得ることができるようになりました。機械部品の修理、加工なども含めもともと好きだったものづくりに携わることができ、仕事に楽しさ、やりがいを感じ私に合っている職場だと思っています。会社全体の雰囲気も良く、自部門だけでなく他部門の人とも互いに助け合いながら、とても良い環境で仕事ができていると感じています。

 

Q.これまでの仕事で印象に残っていることを教えてください。

10年以上前の話です。某工事現場の進捗度合が遅かったため、私は職人さんの作業を手伝っていました。その作業がある程度進み他の箇所を確認しに行ったところ、指示した形とは異なっており私は担当の職人さんを注意しました。しかし、職人さんは私の言った通りにやったと言うので口論になりました。そのせいで工事は遅れ、多くの人に迷惑をかける結果となってしまいました。最初は「私が悪いわけではない」と思っていましたが、振り返ってみると細かい所の指示不足や自分が他の作業をして目を離してしまった点など、私自身にも原因があったと反省しました。現在、大きなミスなく職人さんともコミュニケーションをとりながら現場をまとめることができているのは、このときの経験があったからだと思っています。

 

Q.就活する学生へのアドバイスをお願いします。

コロナ禍という今までとは違う環境の中で就活をしている皆さんはとても大変だと思います。上手くいかないこともたくさんあると思います。ただ1回の就職が人生のすべてを決めるわけではありません。もし、最初に就職したところがダメだったとしても次があります。あまり気負い過ぎず、けれども自分の信念は貫いて就活に励んでください。応援しています。

 

Q.盛岡のいいところを教えてください。

盛岡は、とにかく住みやすいです。異常気象が叫ばれる時代ですが、盛岡は比較的災害が少なく、洪水や地震等の災害で住めなくなったという記憶や経験がありません。人柄も良く穏やかな性格の人が多いと感じています。食も良いですね。盛岡といえば冷麺やわんこそばのイメージが強いですが、自然に恵まれているため他の食材も美味しいです。移住先としても盛岡をおすすめします。

 

インタビュアー:オヤマダエンジニアリング株式会社   吉田 圭助

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