中学生の時、鉄道業務に就きたいと考えていた古舘さん。地元盛岡の高校を卒業後、縁があり現在の会社に入社し、7年目です。また、IGRには高校の時にインターンシップで訪問しており、会社の雰囲気の良さ、若手が活躍できている場であることを見せていただけたことも、就職するきっかけとなりました。

 

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Q.どのような仕事をしていますか?

入社後は、線路やお客さまが使用されるホームなどの保守管理を行う設備部門の土木グループで5年間従事しました。その後、盛岡駅グループへ異動となり、現在2年目。駅員として、盛岡駅及び厨川駅で勤務しています。乗車券や定期券の発売を行う窓口業務や切符の確認、回収を行う改札業務のほか、駅の設備担当として軽微な駅の修繕やその他支障箇所の集約を行い、前の部署である設備部門とのパイプ役を担っています。

 

Q.実際に入社して感じていることを教えてください。

弊社は、岩手県の第三セクターとして2002年に開業し、自身は2016年に入社。正社員、委託社員、スタッフ社員を合わせて300人程の会社なので、社員一人ひとりの顔を覚えやすいです。また、社員間同士でのレクリエーションや行事なども行われ、他部署との交流も盛んです。鉄道会社ならではのイベントもあるため、沿線地域の方々だけでなく社員自身も楽しめると感じております。実際に仕事をして感じることは、社員の平均年齢も若いおかげか、先輩へ声もかけやすく職場内の雰囲気もとても良いと感じています。

 

Q.これまでの仕事で印象に残っていることを教えてください。

まず、設備部門での思い出ですが、IGR沿線は山岳地域を多く通っていることから動物がよく出現します。そんな中でも、自分の後方10 mのところに熊が来ていたと先輩から言われたときは、生きた心地がしませんでした。現在は、駅員として盛岡駅と厨川駅で勤務しておりますが、特に厨川駅は学生が多く利用します。そのため、列車の遅延や運休などが発生すると、多くのお客さま、通学される学生にご迷惑をお掛けしますが、つい先日大雨で列車が止まってしまった際に、中学生から「いつも時間通りに運行してくれてありがとうございます。大変だと思うけど頑張ってください。」の言葉と折り鶴をいただき、心がすごく落ち着き、改めて気が引き締まりました。

 

Q.これからの目標を教えてください。

全社員対象に年に一度開催される社内募集企画へ提案しました。9月中にプレゼンを行う場があり、集客に伴う販売促進について発表したいと考えております。まず第一歩として企画の採用が目標であり、今後様々な世代から愛される鉄道会社であり続ける。そんな会社の一員として共に成長し続ける。これが私の最終目標です。また、現在勤務している盛岡駅はIGRの顔であるため、毎日笑顔で気持ちの良い接客をこれからも心掛けてまいります。皆様に「愛される駅員」から「愛される会社」へ、私から行動し、しっかりと若い社員にも継承していけるよう精進いたします。

 

Q.就活する学生へのアドバイスをお願いします。

岩手県には盛岡をはじめとする各市町村に専門職や営業職など幅広い分野の仕事があります。自分がやりたいこと、叶えたい事がきっと見つかる、そんな場所だと思っています。さらに、岩手県の人柄として良い意味でおせっかいな人が多い印象です。分かるまでとことん付き合ってくれます。自分のしたい仕事、職種に悩んでいる今こそ岩手県の求人を見れば興味が湧いてくると信じております。また、是非IGRにも興味を持っていただき、一緒に「人を 地域を 未来へつなぐ」そんな会社を作ってみませんか?

 

インタビュアー:IGRいわて銀河鉄道株式会社  原子 翔

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