高校を卒業後、盛岡の大学に進学した高橋さん。将来は、地元に特化した仕事に就きたいと就職活動をするなかで、縁がありＩＧＲいわて銀河鉄道へ入社しました。現在はＩＧＲで女性初となる信号通信設備の技術者として、感謝の言葉を大切に日々、地域の安全を支えています。

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Q．どのような仕事をしていますか？

これまでに駅と営業部を経験し、駅では駅員としてお客さまへ切符や定期券の販売、改札業務などをおこないました。営業部では、関連事業である「びすとろ銀河」やコンビニの売上管理、広告作成、メニュー考案などを担当しました。2020年４月から設備管理所信号通信グループに異動し、信号や踏切装置の検査、実施する工事の立会や予算の管理などをしています。

Q．現在の会社に入社したきっかけを教えてください。

私は「この職業に就きたい！」という明確な目標がないまま就職活動に入りました。そんな時に参加した合同説明会で一番温かい雰囲気を感じたのがこの会社です。そして「自分の子どもが誇りに思ってくれている」「他部署でも社員同士の繋がりが強い」「後輩へのサポートが手厚い」という社員の話を聞き、この先輩たちと働きたいと強く感じたことがきっかけです。

Q．実際に入社して感じていることを教えてください。

安全・安心が求められる仕事なので厳粛な場面もありますが、入社前のイメージどおり職場の雰囲気がとても明るいです。お客さまに見える部分では、駅員や運転士、最近ではSNSでの情報発信や広告の作成など若い社員が活躍する場面が多く仕事にやりがいがあるように感じます。そして、岩手に特化した企業のため、「岩手の魅力」にあらためて気づくことが多いです。

Q．これまでで仕事で印象に残っていることを教えてください。

初めて信号通信設備の不具合を調整したときの緊張感は、忘れられません。信号通信設備は安全のために設置されているので、設備の重要性と責任を肌で感じました。それと同時に「ＩＧＲは運休や遅れが少ないから助かるよ」と、地域の方がお話ししてくださった記憶が蘇りました。当時は、定時運行が当たり前になっている日本で感謝の言葉をいただけたことが印象的でしたが、今の部署に異動して、その言葉をあらためて嬉しく感じています。

Q．就活する学生へのアドバイスをお願いします。

就職活動をする際に、どうしても生活のなかで目に見える仕事や深く関わったことのある仕事を選択することが多いと思います。もちろん目標や夢に向かうことは大切です。しかし全く知らない企業の会社説明会をたった数分聞くだけで、価値観や視野が広がり自分の財産にもなります。自分が働くうえで何を一番重要視しているのかを大切にしながら、素敵な会社に出会えるように頑張ってください。応援しています。

インタビュアー：水嶋　りか

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ＩＧＲいわて銀河鉄道株式会社
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