秋田の高校を卒業後、大学進学のために盛岡に移住した伊勢谷さん。在学中に、盛岡の魅力に触れ、地元ではなく、第二の故郷である盛岡で就職活動を行いました。「常に新しいものが好きで、そのような機会に恵まれた環境で働きたい」という思いを胸に、現在の会社に入社し、営業として活躍しています。

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Q．どのような仕事をしていますか？

岩手県内の民間企業様を中心に営業活動を行っています。主に、高速印刷機や会社の基幹業務を担うシステム、ネットワークやセキュリティといったIT関連の商品をお客様に提案をしております。多様な商品を取り扱っているため、覚えることが多く大変な仕事ではありますが、ご提案した商品がお客様の課題解決の一助となったときは、非常にやりがいを感じています。

Q．実際に入社して感じていることを教えてください。

入社前は営業職にあまり良いイメージを抱いていませんでしたが、いざ入社してみると職場では若い社員の方も多く在籍しており、年の離れた上司の方とも気軽に話せる環境が整っていると感じました。現在は営業として４年目になりましたが、IT業界に従事する中で、岩手県のIT化は他県と比べるとまだまだ進んでいないと感じています。そのため、今後の岩手県のさらなるIT化に向けて、積極的に貢献することができる現在の仕事には日々やりがいを感じています。

Q．これまでの仕事で印象に残っていることを教えてください。

県内の自治体様に初めて提案したシステムを導入していただいたことです。新規の自治体様に訪問した当初は、「IT化には取り組んでみたいが、導入しても効果が見込まれるか分からない」とのことで、前向きに検討していただけませんでした。しかし、実際にシステムの機能を見ていただき、お話を伺う中で、お客様の潜在的なニーズを見つけることができ、提案から２年の歳月を経て受注まで至ったときは達成感でいっぱいでした。また、この機会をきっかけに、他の自治体様とのお取引に発展し、岩手県のIT化に貢献できたと実感する経験でした。

Q．これからの目標を教えてください。

将来的には技術者のサポートを借りることなく、自らの力でお客様の課題に気づき、提案できる営業を目指していきたいです。そのためには、商品知識を身につけていくことはもちろんですが、お客様から信頼され、一社員のように扱っていただけるような関係性を築いていくことが重要であると考えています。社内には目標とする社員が多く在籍しているので、吸収しながら、目標に近づけるよう日々の仕事に真剣に向き合っていきたいです。

Q．就活する学生へのアドバイスをお願いします。

就職活動を行っていく中で、都市圏での就職ばかりに目が行きがちではないでしょうか。新たな環境へのチャレンジとして、間違いではないですし、企業数を見ると、都市圏が圧倒的に多いことは事実です。しかし、地方にも魅力的な企業はたくさんあります。岩手から全国・世界へ展開している企業や全国区の大手企業の関連会社など…。コロナ禍という特殊な状況化での就職活動となりますが、視野を広く持ち、前向きに活動してください。応援しています。

インタビュアー：エクナ株式会社　　藤林　星来

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