県内の高校を卒業し、県内で就職後、高校時代から「鉄道について学び、地元岩手に鉄道を通して貢献したい。」という夢を抱いていたため、鉄道を専門的に学べる東京の短期大学へ進学した千葉さん。大学卒業後、東京の鉄道会社へ就職。東京で培った知識や経験を岩手で還元するためにUターンし、IGRいわて銀河鉄道へ入社しました。

 

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Q.どのような仕事をしていますか?

駅員として、窓口で切符や定期券の販売、改札業務、自動券売機売上の集計、お客さま対応、駅構内の清掃・環境整備等、当社をご利用していただくお客さまへのサービス向上に向けた取組を日々行っております。また、駅員一人に対し、3駅程度の業務を受け持ちますが、私は主任として盛岡駅、厨川駅を中心に盛岡駅管轄の10駅の業務に従事し、若手社員やスタッフ社員の方々とコミュニケーションを図りながら業務の指導を行っております。

 

Q.現在の会社に入社したきっかけを教えてください。

高校時代に、鉄道会社で仕事をしていた親戚が持っていた鉄道に関する本に触れ、鉄道へ興味を持ったことがきっかけでした。高校卒業後、県内で一度就職しましたが、やはり高校時代から興味のあった鉄道について学び、鉄道を通して地元岩手へ貢献したいという思いで、鉄道を専門的に学べる東京の短期大学へ進学しました。大学卒業後、東京の鉄道会社に就職し、3年を経て、その経験を活かし岩手に貢献するためIGRいわて銀河鉄道に入社しました。

 

Q.実際に入社して感じていることを教えてください。

当社は、一般的な鉄道会社よりも比較的年齢の若い社員が多いです。どの社員も共通して、災害時・異常時などお客さま一人ひとりに合った接客を丁寧に行い、駅員一人で解決できない際には他人事と思わず、駅員全員で解決していく共通認識があります。会社全体がチームワークを図り、解決に向けて切磋琢磨し、駅員同士が積極的にコミュニケーションを取り、連携して業務に取り組む姿勢が当社の魅力だと感じております。

 

Q.これまでの仕事で印象に残っていることを教えてください。

駅員になって間もない頃、お客さまから苦情があった際にお客さまの話を受け止めきれず、一方的に自分の意見を通そうとしてトラブルになったことがありました。その際に先輩から「お客さまあってのお仕事であり、お客さまからのご意見は会社の成長につながる。」とアドバイスをいただきました。現在、お客さまからご意見をいただいた際には、お客さまの話をしっかりと受け止めることが会社や自分自身の成長につながっていると実感し、全力で問題解決に向けて努めております。

 

Q.これからの目標を教えてください。

エキスパートな駅員になることが目標です。私は駅員歴14年目を迎え、駅窓口での営業知識は熟知しておりますが、エキスパートになるためには列車の運行や、線路・信号に関する規則など駅構外の知識を習得することが重要です。駅構内・外どちらの知識も完璧にし、自身の更なる強みにすると同時に、後輩社員へ駅構外についての知識量を増やすため詳細に指導することで会社全体の質を上げることが私の目標であり、夢でもあります。

 

インタビュアー:IGRいわて銀河鉄道株式会社  阿部 沙綾

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